半年が経ち高校生になった。
ここの町を出ようと考えたけどいろいろと手続きが多く、毎日使っても余るぐらいのお金を毎月くれる叔父に迷惑をかけられなかった。
だから私のことを知る人が決していない不良高校を選んだ。
高校入って半年
「白雪 紗奈」しらゆき さな
「ねむーーーい!」
「メイクしなきゃ!」
メイクをパンダかと思うくらい濃く、黒髪を金髪のかつらにして、香水は少なく。
匂いがきついと自分自身も影響があるからね
「よし!パンダの完成!!」
我ながら完璧!今日も明るくいかないとね!
「みんな行ってきまーす」
家族写真に私は声をかけた。
「学校行く前に猫に会いに行きますか」
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