○12月末
○御子柴家(夕方)
リアム「Hi!!!」
舞(え…?誰この人…????)
インターフォンの音がしたので舞がドアを開けるとそこに「金髪xブルーアイのイケメン」がいたので驚きを隠せない舞。
リアムが突然舞を抱き寄せ、頬にキスする。
舞「へんっっっったい!!!」
思わず舞がリアムの頬を叩こうとした。しかし、リアムがその舞の手を手でつかんで止めた。それから、その自分の手を、ゆっくりと舞の手と絡める。
リアム「アメリカじゃ、ただの挨拶なんだけどなーっ」
舞(こいつ、日本語が話せるのーー!?)
リアムが、舞に顔をぐいっと近づける。(鼻と鼻があと少しでぶつかりそうなくらいの近距離。)
リアム「こんにちは。今日から半年間、お世話になります。」
舞が叫ぶ。
舞「はーっ!?」
○リビング
舞母、舞父、舞、リアムの4人がテーブルにつく。
舞母「今日から、リアム・ヘニンガーくんがうちにホームステイすることになりましたーっ!」
舞「だからどういうこと!?」
舞が手をテーブルにバンと出して、思わず立ち上がる。
リアム「説明するね。僕の名前はリアム。昔、お父さんの仕事の都合で日本に住んだことがあるんだ。」
舞父「だからこんなに日本語が上手なんだよ。」
リアム「あはは、ありがとうございます。それで、アメリカに戻ってからは暫くそこにいたんですけど、日本がやっぱり恋しくて。留学を決めました。」
舞(うちがホームステイ先って話、お母さんもお父さんも1度も出したこと無かったよ…!)
しかし、ここまで来てしまっては今からではもうどうしようもないと気づき、父母と対立することを諦めた舞。
舞母「リアムくんのお部屋は舞の隣だからね。舞、案内してあげて。」
舞「はーい…」
(もうどうにでもなれ…急に男子と同居とかほんとに考えられないけど考えるのも面倒になってきた…。)
舞とリアムが階段を登る。
それぞれの部屋の前まで来る。
舞「ここがあなたの部屋。こっちが私。勝手に入ってこないでね。」
リアム「わかったー。教えてくれてありがと。ところで、キミの自己紹介はまだ?」
舞が面倒くさそうにため息を着く。
舞「御子柴 舞。よろしく。」
舞がドアノブに手をかけて、部屋に入ろうとする。
リアム「よろしくね、舞!」
呼び捨てされたことに驚き、思わず後ろを振り返る舞。
舞「呼び捨て…。」
リアム「ごめんねーっ、アメリカじゃふつーなんだ。つい、癖で」
舞「ここは日本。てか在日歴もだいぶ長いんでしょ。」
リアム「しょうがないじゃーん。とにかく、よろしくね、
ま・い」
わざとらしく「舞」と呼び捨てにしたリアム。
舞の顔が思わず赤くなり、それを隠すように俯く。
舞(ばか。私、そういう耐性がないとはいえ、呼び捨てされただけで顔が赤くなっちゃうなんて。でも、彼氏がいた事ないのとかバレたら、からかわれそうだから隠さなきゃ。)
舞「そ、それじゃ!」
舞が勢いよく自分の部屋のドアを開けて、中に入っていった。
先ほどの顔を赤らめた舞を見たときの衝撃から、一人、廊下でポカンとするリアム。
リアム(なんて反応が可愛い子なんだっ…⁉ この子もしや、恋人いない歴=年齢!? こんなに初心な子は初めて見た…いつも日本人に話しかけると、それだけで勝手に勘違いしてネチョネチョ話しかけてくる女子の方が多いのに…。)
リアム「ま…い…。」
一人きりの廊下で、思わず名前を呟いたリアム。
リアムの人生で、初めて頬を赤くした瞬間だった。(本人に自覚は無い。)
○御子柴家(夕方)
リアム「Hi!!!」
舞(え…?誰この人…????)
インターフォンの音がしたので舞がドアを開けるとそこに「金髪xブルーアイのイケメン」がいたので驚きを隠せない舞。
リアムが突然舞を抱き寄せ、頬にキスする。
舞「へんっっっったい!!!」
思わず舞がリアムの頬を叩こうとした。しかし、リアムがその舞の手を手でつかんで止めた。それから、その自分の手を、ゆっくりと舞の手と絡める。
リアム「アメリカじゃ、ただの挨拶なんだけどなーっ」
舞(こいつ、日本語が話せるのーー!?)
リアムが、舞に顔をぐいっと近づける。(鼻と鼻があと少しでぶつかりそうなくらいの近距離。)
リアム「こんにちは。今日から半年間、お世話になります。」
舞が叫ぶ。
舞「はーっ!?」
○リビング
舞母、舞父、舞、リアムの4人がテーブルにつく。
舞母「今日から、リアム・ヘニンガーくんがうちにホームステイすることになりましたーっ!」
舞「だからどういうこと!?」
舞が手をテーブルにバンと出して、思わず立ち上がる。
リアム「説明するね。僕の名前はリアム。昔、お父さんの仕事の都合で日本に住んだことがあるんだ。」
舞父「だからこんなに日本語が上手なんだよ。」
リアム「あはは、ありがとうございます。それで、アメリカに戻ってからは暫くそこにいたんですけど、日本がやっぱり恋しくて。留学を決めました。」
舞(うちがホームステイ先って話、お母さんもお父さんも1度も出したこと無かったよ…!)
しかし、ここまで来てしまっては今からではもうどうしようもないと気づき、父母と対立することを諦めた舞。
舞母「リアムくんのお部屋は舞の隣だからね。舞、案内してあげて。」
舞「はーい…」
(もうどうにでもなれ…急に男子と同居とかほんとに考えられないけど考えるのも面倒になってきた…。)
舞とリアムが階段を登る。
それぞれの部屋の前まで来る。
舞「ここがあなたの部屋。こっちが私。勝手に入ってこないでね。」
リアム「わかったー。教えてくれてありがと。ところで、キミの自己紹介はまだ?」
舞が面倒くさそうにため息を着く。
舞「御子柴 舞。よろしく。」
舞がドアノブに手をかけて、部屋に入ろうとする。
リアム「よろしくね、舞!」
呼び捨てされたことに驚き、思わず後ろを振り返る舞。
舞「呼び捨て…。」
リアム「ごめんねーっ、アメリカじゃふつーなんだ。つい、癖で」
舞「ここは日本。てか在日歴もだいぶ長いんでしょ。」
リアム「しょうがないじゃーん。とにかく、よろしくね、
ま・い」
わざとらしく「舞」と呼び捨てにしたリアム。
舞の顔が思わず赤くなり、それを隠すように俯く。
舞(ばか。私、そういう耐性がないとはいえ、呼び捨てされただけで顔が赤くなっちゃうなんて。でも、彼氏がいた事ないのとかバレたら、からかわれそうだから隠さなきゃ。)
舞「そ、それじゃ!」
舞が勢いよく自分の部屋のドアを開けて、中に入っていった。
先ほどの顔を赤らめた舞を見たときの衝撃から、一人、廊下でポカンとするリアム。
リアム(なんて反応が可愛い子なんだっ…⁉ この子もしや、恋人いない歴=年齢!? こんなに初心な子は初めて見た…いつも日本人に話しかけると、それだけで勝手に勘違いしてネチョネチョ話しかけてくる女子の方が多いのに…。)
リアム「ま…い…。」
一人きりの廊下で、思わず名前を呟いたリアム。
リアムの人生で、初めて頬を赤くした瞬間だった。(本人に自覚は無い。)