クールで一途な後輩くんと同居してみた



 問題なく理解できること。


 では、あるん、だけど。



「す、スイ、んん、……っ、くん、」

「ごめんなさい、もっと、」



 二回、三回、四回、五回――まだ続く。


 い、いつになったら終わるんだろ……っ!?


 知らない間に腕は固定されて動かせなくなってるし、距離はどんどん近くなって足を絡め取られてるし。


 これ、どこか覚えがあると思ったら、寝てるときのスイくんに似てる……!



「スイっ、く……んむ、わた、し、慣れてない、からぁ……っ!」

「っはぁ、やっとできるようになったのに、我慢とかできるわけなくないですか、」

「深いとこまではしないって言ってたっ!」

「いや、こんなの何も深くないですよ」

「ええっ……!?」



 じゃあ、ど、どんなのが……?


 ごくり。と、無意識に喉が鳴った。



「したいんですか……?」

「え、や、別にっ」

「してみましょうか」

「えっ、えっ、待っ――」



 足のつけ根に、スイくんの指。


 歩くみたいに登ってくる。


 う、うそ。もうお腹、に。


 あばらを這う冷たい手がぞわりと寒気を走らせる。


 あ……もうその上は、




「……って、感じですかね」




 パッと手が離れた。



「あ……」

「嫌でしたね。こういうのはもう少し後にしましょう」



 まだ一日目なので。スイくんはそう言って私の服を整える。


 ……あ、あれ?