「『俺か梅田』って、大学生気分なのはそっちなんじゃないですか!? 五十嵐先生がそんな聞き方するなら、私は『マリちゃん』って言います!」
自分が撒いた種を撒くだけ撒いて放置する五十嵐先生がムカつく。
仕事は早いし的確だし尊敬できるけど、プライベートはまったく尊敬できない。
でも、五十嵐先生だけのせいではない。
五十嵐先生は仕事場では厳しいと分かっていながら、マリちゃんを引き連れてきた責任が私にもある。
飲みの場から離れ、お店を後にする。
マリちゃん、まだそんなに遠くへは行っていないはずだ。
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