イケメンドクター今世も梅香の君にめぐりあいて再び愛す


 光琉は驚いてあかりを見た。あかりは俺の唇に歯を立てて切った。
 見ると泣いている。
 
 「お願い。あなたを嫌いにさせないで……」
 
 「あかり。俺はお前が好きだ。もう、決着をつけないとまずい。俺はお前以外を女として見られなくなりつつある。分かっているんだろ?あかりだって俺にまんざらじゃないくせに」
 
 あかりは、俺の腕を振り払って、距離を取り、悲しげな顔をして俺を見た。
 
 「光琉。前世から今世に移っても、どんなに願っても、あなたとは一緒になれない。あなたの父親の思いが強すぎる。そして、前世で犯した罪を今世では償うと私は決めている」
 
 「何の話だ?前世とか今世とか……」