『失礼します、転校してきた黒羽です、』

すると担任になる人、?がこちらへ歩いてくる、

「では理事長のところに行きましょう」

近くに来ると見たことがあるような気がした、

そして理事長室に行くことに、

「久しぶりか、?」

『やっぱり、初代の朱雨(シュウ)くんか、』

俺たちの初代の副総長様だ

「理事長もお前の知ってる人だ」

『へぇー、』

そうこうしているうちに理事長室前についた

俺の予想する人なら俺がノックしなくても許してくれるはず、

だからノックしないでドアを開ける

隣で朱雨くんが焦っているけど気にしない

『久しぶりっすね、』

『やっぱり貴方ですよね、咲翔(サクト)さん、』

「ノックして入れよな、、憐」

俺の予想はあっていたみたいだ

『まぁまぁ、いいじゃないっすか、』

『怒んないでしょう、?』

咲翔さんは俺の前の総長、つまりLAILEの初代総長だ

俺にだけは割と甘い、

「じゃぁそろそろこの学校について話そうか」

咲翔さんはそう言い俺等を椅子に座るように促す

咲翔さんによるとこの学校は、寮生活であり、歌い手兼暴走族が居るということ

そしてそいつらには専用の寮があるらしい、防音室の部屋付きの、

「黒羽の寮はそいつらと一緒だ」

「防音室つきでいつ外に出てもいいんだ」

『まぁそれならいいか、』

俺にとっても得があるし、CIELの奴らと一緒なのは嫌だが我慢することにする

俺が編入するのは明日かららしい

今日は部屋に居とけ、か、

「これがお前の部屋の鍵な?」

「案内は朱雨、お前に任せた」

『ん、ありがと、朱雨くん案内よろしく、』

「おう、行くぞ黒羽」

そういうと俺は朱雨くんと並んで部屋を出る

『朱雨くんはさ、授業しなくていいのか、?』

「別に課題を出してそれをやらせるだけだからいいんだ」

課題だけって自分たちで勉強しろってことか?

「授業するときもあるけどな」

エスパーか、?と心のなかでツッコミを入れつつ

CIELとCLANについて聞く、

『CIELって全国№1だよな、?』

「あぁ、そしてCLANという最近話題の歌い手でもある」

CIELとCLANは同一人物たちか、

あまり関りたくはないな

バレたら色々とめんどくせぇ

「あとここのクラス分けは特殊でな」

朱雨によると

Aクラスは頭脳

Bクラスは暴走族に入っている人

ただし幹部以上はSクラスだそうだ

Sクラスは頭脳、暴走族の幹部以上があるらしい

ほとんどは頭脳らしいのと人数が少ないらしい

そんなことを言っているうちに寮の自分の部屋の前だ

「部屋の荷物の配置はLAILEの部屋と一緒だ」

「そっちのほうが楽だろ」

さすが先代俺のことがよくわかっている

『ありがと、』

今日の見回りはなしにして早く寝よう、

「黒羽、早く寝ろよ」

「疲れてるだろうしな」

『ん、もとからそのつもり、』

そう言って鍵をもらいドアを閉めようとする

「あっ、彼奴等の様子また今度でいいからきかせろよな」

「じゃぁおやすみ」

俺が来たのは放課後近くだったようで日が落ちかけている

『おやすみ』

俺はそうつぶやきベットに入った