結局、他にも目撃者がいたおかげで高松は逮捕され、懲戒免職になったらしい。
胸と足を触られた以外は何もされていなかったこともあり、私の精神は1ヶ月程度でもとに戻った。
1ヶ月の間、学校にも行かず外出もせず、ずっと部屋に引きこもって過ごしていた。
ずっと夢に出てきて苦しかった。
逃げた私を追いかけてくる鬼の形相が忘れられない。
触られたときの感覚も消えない。
でももう1ヶ月。
学校に高松はいない。
友達に会いたい気持ちもある。
だから私は、1ヶ月ぶりに登校する決心をした。
緊張するし、どんな顔して行けばいいのかも分からない。
高松の話が皆にどう伝わってるのかも分からない。
でも、私にはたくさんの友達がいる。
いつも支えてくれる梓、部活の仲間がいる。


