聞いたところによると、竜人は転移魔法が使えるから、旅行自体にあまり興味がないらしい。それなのにアレスが興味を示したのなら、心惹かれたのはきっと『新婚』の部分だろう。ソワソワしているのが手に取るようにわかった。
「お嬢様、いかがなさいますか?」
アレスが夜空の瞳をさらにキラキラさせて窺ってくる。竜王様をチラリと見ると、にんまりとしていた。
きっと竜王様は新婚旅行というワードをどこかで仕入れて、アレスの攻略に使ったのだ。
「ふふっ、いいわね。本当は私、新婚旅行に行きたかったの」
「では……!」
ぱあっと笑顔になるアレスが愛しくてたまらない。番に尽くして喜びを得るのは、アレスだけではないのだ。
「竜王様、それでは一カ月ほど新婚旅行の時間をいただけますか? ついでに素材探しもしてまいります」
「うん、それでいいよ。宿に泊まる時は遠慮なくスイートルームに泊まってね。これは王命だよ」
「そこは問題ありません。私がお嬢様にふさわしい極上の部屋を用意いたします」
「あはは、アレスに任せておけば大丈夫だね。ロザリアちゃんも、一カ月と言わず好きなだけ旅に行っておいで。ラクテウスは平和だし、なにかあったら呼び戻すから」
「はい、ありがとうございます!」
「お嬢様、いかがなさいますか?」
アレスが夜空の瞳をさらにキラキラさせて窺ってくる。竜王様をチラリと見ると、にんまりとしていた。
きっと竜王様は新婚旅行というワードをどこかで仕入れて、アレスの攻略に使ったのだ。
「ふふっ、いいわね。本当は私、新婚旅行に行きたかったの」
「では……!」
ぱあっと笑顔になるアレスが愛しくてたまらない。番に尽くして喜びを得るのは、アレスだけではないのだ。
「竜王様、それでは一カ月ほど新婚旅行の時間をいただけますか? ついでに素材探しもしてまいります」
「うん、それでいいよ。宿に泊まる時は遠慮なくスイートルームに泊まってね。これは王命だよ」
「そこは問題ありません。私がお嬢様にふさわしい極上の部屋を用意いたします」
「あはは、アレスに任せておけば大丈夫だね。ロザリアちゃんも、一カ月と言わず好きなだけ旅に行っておいで。ラクテウスは平和だし、なにかあったら呼び戻すから」
「はい、ありがとうございます!」



