桜舞うこの日。 私たちは高校を卒業する。 別れの日である今日に、別れの日だからこそ結ばれた私たち。 学校から少し離れたこの公園の桜の木の下で。 私たちはお互いを抱きしめ合っていた。 それはお互いの気持ちの確認と、これからに向けてのエールだった。 見上げると、どこまでも続く青く広い空が広がっていた。