………図書室とは、ここであっているのか。 翔平が言った通り、とても静か、そして誰もいない。 ………人が寄り付かないわけだ。 正直、汚くてボロい。 だが、サボりにはうってつけの場所だ。 あの馬鹿を信じてよかった、と思うのは初めてだ。 俺は適当に本を取って、顔に被せて眠りについた。