地獄の底のその先へ

小鳥の鳴き声が聞こえて、起きる。
そこは、私部屋だった。薄暗いところではない。
あ、そっか。あれは、夢だったんだ。
でも、ヒリヒリとした足の冷たさは残っていた。
カラン、とした心地よい音色も耳にしっかりと焼き付いている。
あの男の子は誰だったんだろう。
まあ、実在しない人の可能性が高いし、気にしないけど。
今日は、休みの日だけれど、クラスメイトと遊びに行かなければならない。
友好な関係を保ち、印象のいい私をつくるためには必要なことなのだ。
出る支度をして、集合の30分前に家を出る。
徒歩20分ほどでつくショッピングモールに集合だ。
それにしても、寒い。
さすが、11月下旬だ。