城内君は彼女はいないと言っていた。 だけどもしかしたら、これから彼女になる可能性のある人がいるのかもしれない。 私はなに自惚れていたんだろう。 「里緒ちゃん、どうしたの?」 守山さんの声にビクッとする。そして平静を装う。 「なんでもないです」 私には、もう同級生の存在なんてどうでも良かった。 同級生に優しくしなかったから、私も罰を受けたのかもしれない。