「い、いいんですか?」 思わず聞くと、 「神木君に言ったことがバレると、僕は病院送りにされるかもしれない」 守山さんはまた不吉なことを言う。 過去はどうであれ、今の橘さんは絶対そんなことしないだろう。 むしろ、城内君も橘さんも平穏を好んでいる。 守山さんの話を聞いて、同級生はまた震え上がった。 本当のことを教えてあげたいけど、このまま怖がらせるほうが身のためだろう。 そして、私はこの程度では済まない仕打ちをされてきたから。