素敵後輩の隠し事




同級生は守山さんに怯えつつも、暗い顔で告げる。


「とある工場の集団から目をつけられてしまって……それで俺、狙われているんです。

どうやらその工場のリーダーは、城内さんの後輩らしくて……」


それで、城内君から許してもらうように言ってやって欲しいと。




話を聞き、あの荒くれ工場のリーダーのことだとすぐに分かった。

彼なら、城内君の鶴の一声で許してくれるだろう。

だけどそれは都合が良すぎることないだろうか。

私は高校三年間、この人たちにずっと苦しめられてきた。

暴言を吐かれ、人権のないことをさせられてきた。

私は自殺まで考えて、自殺は失敗に終わった。