「姫華〜〜〜〜、朝だぞ〜〜〜〜」

ん〜、朝から兄のバカでかい声が家中に響いた


あー、朝8時だ


寝過ぎちゃった


「ほら、顔洗って朝ご飯食べて学校だろ」

「うん」


寝ぼけ眼で洗面台へとたつ


なんか酷い顔だな

別に泣きすぎたとかではないんだけど

「姫華、こっちみて」

いつの間にか私の横にたっていた義兄


兄の方にむくと冷たいタオルを渡された

「これで冷やせ」


この3週間はほんとに酷かった

酷いで済めばよかったんだけど