「やばい〜、倒れるよ〜?ほらぁ〜倒れた〜」


私たちは今教室で男子がジェンガで遊んでて、私もそれに参加してるんだ!


でも島崎くんが下の崩れそうなところからひとつ抜き取ったから、積み木が倒れちゃった


「いけると思ったんだけどなー」


「いや、倒れるとわかってたくせしてよー、よく言うわ〜。なぁ、姫ちゃん」


「ほんとだよー」


私が呆れてると、島崎くんがジェンガのひとつを持って口をとがらせながらプラプラさせてる


「もう1回しようぜ?」


「いや、その前に罰ゲームだな。」


桑島くんがなにか耳打ちしてきたから、何かと思ったら

「もうしょうがないな〜、駿くんこっち来て」


私は島崎くんを自分の方に引き寄せた