「どこか出かけるって言ってたのは、その事だったのか。俺はてっきり軽く買い物してくるものだと思っててさ」


「総長には、小さいサボテンね」


「話聞けよ。でもさんきゅーな!」


「猫がブランコにぶらさがってるのは入口のそばでいっか」

時計を見ると夕方の4時半ごろになっていた


「お腹すいたぁ!総長なんかないー?」

さっき買いに行ったのかとも思っていたが、


「二度手間になるが、買い出しに行くか?冷蔵庫何も無かった気がする」


「じゃあ、行こっか!近くにコンビニあるからさ」


俺らは財布だけを持って、楓鈴の倉庫を出た


「あれ?向陽じゃん!なんでそこにいるんだ?」


向陽はこう見えて楓鈴の幹部をしている


向陽は確か隣のクラスって言ってた気がする