話しかけても無視する時の虎汰郎らしい

「もういいだろ?姫華、こっちおいで」

虎汰郎は私を手招きをし、いくとまた抱きしめられた

「はー、笑った!だって、姫ちゃん、虎汰郎そのままだったからさ、あっははは」

まだ笑ってる颯人くんと翔琉くん


「笑いすぎたろ」

そういう虎汰郎だって笑ってる

私はみんなに気づかれないように虎汰郎のほほにキスを落とした


虎汰郎は驚いてて、でも後で覚えとけとみんなに聞こえないような声を出した


あの後みんな用事があるらしく、倉庫にはまたしても私と虎汰郎だけになった


優芽美は翔琉くんが送っていくことに


「颯人くんと翔琉くん笑いすぎてたね。まぁ原因は私なんだけど」

「姫華」

虎汰郎の方をむくと、先程のお返しをされた


「姫ちゃん、可愛い」

止まることを知らないキスの嵐を浴びせる虎汰郎