男子校のお姫様は総長に甘く迫られました

「可愛すぎるから、もう今日はそのままで過ごせ」


そういえば洋服血まみれだっけ?

それにしてもこれお出かけ用なんだけど


あ、今も外にいたんだった


「わかった…」

私は諦めて総長室を出た

なんかそのまま総長専用ソファに座った


誘導された


「よし、この洋服は洗濯〜」


「翔琉くん、それ上だけもう捨てていいよ。どこでも買えるものだし」

グレーのパーカーだし、気に入ってたけどもういいんだ


「そう?」

「ジーンズだけこの袋の中に入れとくねー」

「私はもう親待たせてるから帰ろうかなー、また来るね〜」

「優芽美、送るよ」

どうやら優芽美と翔琉くんは幼なじみなんだとか

知らなかった