「よし、島崎くん、桑島くん。歯、食い縛ろうか?」

元はいえ、この2人が悪いし?

今まで友達だと思ってたのに


「もう、友達だと思ってた2人に裏切られた罪は大きいよ?いっきまーす!」

倉庫に響き渡る皮膚と皮膚がぶつかり合う音


「うぅっ、手が痛い」

楓鈴「ビンタって…」

「すげー、音響いたぞ」

自分の手を見つめると、赤くなっていることが分かった

「気が済んだ?これに懲りてもう悪さしないでね?学校からの処分はどうなるか分からないけど、もし退学や謹慎になっても私を怒らないでよね?」

『済まなかった』


それは心からの謝罪だった


「姫華か、あとのことは警察に任せて。俺らは帰りますか、あ、言い忘れてたけど友達が不安で家に帰れないとの事だから。今楓鈴にいるから、早く安心させてあげて」

「うん」

良かった。

優芽美、倉庫にたどりつけたんだ


優芽美、実は翔琉くんと仲いいもんね