男子校のお姫様は総長に甘く迫られました

「あの時はひろむにボコボコにされたけど、それはもういいんだ」

「えっ」

私は今日みたいにさらわれて、その度ひろむ、楓鈴が助けに来てくれて、ひろむがその時の総長や、幹部、下っ端までも倒して


普通逆恨みして、楓鈴をたたきつぶしに行ってるはずだけど


「おい、縄ほどけ。さらって来いとは言ったが、何も危害は加えてないだろうな？」


なんかこいつ雰囲気が…違う


「姫ちゃん、懐かしいね」

「裕真！友達と遊んでたのにいきなり何よこれは」

私は背の高い裕真の襟を掴んで問いつめた

「今頃、友達が慌てふためいて楓鈴を助けを呼んでたらどうする？」


楓鈴は絶対呆れる


「その時はその時だ。俺はもう終わりにしたい」


「Streamは２回くらい解散させたはず！お兄ちゃん時とか、今の楓鈴の時とか」


「電話で話した、今の楓鈴の総長と、ケリをつけるとは言った、それがまさかお姫様をさらってくるとは思わなかったんだ」

裕真の顔を見たらもう覚悟を決めたらしい