フユノサクラー真冬の夜、恋の桜が舞ったー

=ナカマ達、激論す④=



ナツメロ:ホントよね。正直、私、最悪のグループ入っちゃったって後悔してたもん。今だから言うけど、討論会なんか、半分くらいテキトーないい訳考えてバッくれちゃえってね、ハハハ…


クズコ:私もだって。それがねー、サプライズよねー(笑)


デスオ:とにかく、マッキが勇気と気概を捨てないで、なおかつナナボシ先生まで担ぐ奇策を実行してくれたおかげですよ。それで、最初の討論から皆がまとまって、全員で目的に向かう自覚を持てたんですから…


マッキ:うーん、そこまでは持ち上げすぎだよ。私がいくら投げかてみたとこころで、みんなから返ってくるものがなかったらそれで終わってたし…(苦笑)


りゅーじん:いや、とにかくマッキには驚いたわ。あそこでああ出られたら、退散はできねーって(笑)


ーマッキ、思わず顔を赤らめるー


***


ラッセル:マッキ…、お前は熱意を以って皆の逃げ道を塞いだんだ。コンボイが言った通り、誰にでもできることじゃあない。まずは、代表にはみな感謝しねーとな


コンボイ:でもまあ、結果としてオレ達6人も然るべき代表を選んだってことになるんだから、まんざら眼鏡違いな選出じゃあなかったっとこじゃないのか?


全員:アハハハ…


***


りゅーじん:それでよう…、オレ思ったんだけど、マッキのそれできたって根本だよな…。まずもっては、”発信”する姿勢ってことになるんじゃないかなってさ


デスオ:”発信”ですか…


りゅーじん:ここが一番の肝なのかなって思えるわ。仮に、その発信するってメンタルが丸まる欠如してたら、要はそのまんまだっただろう?


ー一同、無言で何度も頷くー