しかも、いつもメッセージのやりとりばかりで、手紙とかハガキとか朝陽くんからもらったことがないから、招待状の入っている封筒に感動してしまった。


「うれしいです。ありがとうございます」


「来るときは、ちゃんと覚悟してきてね。俺、がぉーってなっちゃうかもしれないから」


朝陽くんが、両手をあげて、ライオンっぽい真似をした。


でも、覚悟なんて、まだできません。


だったら、朝陽くんの部屋に行っちゃダメかなぁ。