という男子の声が聞こえた。 「この子、俺のツレだから諦めて」 スッキリした爽やかな声。 「ったく、邪魔しやがって。覚えとけよ」 そんな、またもやマンガの中でしか言わないようなセリフを言って、男子たちは人込みに消えた。 「大丈夫? ケガとかない?」