「あっ、いや……そういう意味の好きじゃなくて……勉強を教えてくれる先生として好き! みたいな?」
私は推しから『先生』として見られてるらしい。
全然それでいい。
でも、たまには私だって言い返すんだからね?
「『そういう意味好き』って何? 分かんないな……」
「ほんとは分かってるよね!? うわー、井上さんってホントはそういう性格?」
「ちゃんと説明してくれないと分かんないよ。勘違いしたらどうすんの?」
「ったく、意味分かんねぇ……」
私たちは笑い合って教室を出た。
芸能人でいることって大変なんだろうなぁと改めて思うと共に、私の前でくらいは、西宮くんは西宮くんらしくいてほしいなと思う。図々しいことかもしれないけど。
私の推しであることに変わりはないけど、学校で見る【素の西宮くん】と【俳優の西宮くん】にはギャップがありすぎることも判明したわけで。
……このギャップを知ってるのは私だけだと思っていいのかな?
そんな……恋の始まりを予感させるような彼のギャップにキュンとせずにはいられなかった――。
完.
私は推しから『先生』として見られてるらしい。
全然それでいい。
でも、たまには私だって言い返すんだからね?
「『そういう意味好き』って何? 分かんないな……」
「ほんとは分かってるよね!? うわー、井上さんってホントはそういう性格?」
「ちゃんと説明してくれないと分かんないよ。勘違いしたらどうすんの?」
「ったく、意味分かんねぇ……」
私たちは笑い合って教室を出た。
芸能人でいることって大変なんだろうなぁと改めて思うと共に、私の前でくらいは、西宮くんは西宮くんらしくいてほしいなと思う。図々しいことかもしれないけど。
私の推しであることに変わりはないけど、学校で見る【素の西宮くん】と【俳優の西宮くん】にはギャップがありすぎることも判明したわけで。
……このギャップを知ってるのは私だけだと思っていいのかな?
そんな……恋の始まりを予感させるような彼のギャップにキュンとせずにはいられなかった――。
完.



