そのギャップは、恋の始まり!?

「へぇ……なるほど、こんなことも勉強始まるのか」

「なんか難しくなってきそうだよね」

「でも、俺には井上さんがいるから鬼に金棒でしょ」

「私が鬼?」

「例えだから……」

 勉強を教えながら話しているうちに、彼への緊張はだんだんとけていった。
 あくまで、クラスメイト。そう思うことにした。推しだと思ってるから、緊張もするし構えてしまう。
 それなら、クラスメイトだと思えば大丈夫だろう……と。

 私自身、日に日に……彼のギャップに少しずつ惹かれていた。

 そんなこんなで、西宮くんが登校してきた日は、放課後に勉強を教えたり、休み時間に校内を案内したりする日が続いた。
 毎日ではないけれど。

 すると、やっぱり恐れていたことが起きるわけで……。