そして、2日後の月曜日。
教室に着くと、案の定、彼の周りには人だかりができていた。
まるで転校生のような扱いだ。
「ねぇねぇ、西宮くんってあの西宮くんだよね!? うちの学校にいるなんて夢みたい!」
「なんでうちの学校に入学したの? 偶然? この席、まさか西宮くんだったなんて……」
「今やってる連ドラ観てるよー! めちゃくちゃキュンキュンするよねー」
質問攻めやドラマの感想を話す女子に対して、男子は……。
「西宮みたいなイケメンが入ってくると、俺たちが霞むんだけど」
「でも俳優には勝てねぇか~」
なんて言いつつも、意外とウェルカム感が溢れてる。
もちろん、うちのクラスだけではなく、他のクラスや学年からも西宮くんを一目見ようとやって来た人で、教室前の廊下は賑わっていた。



