カラダダケの関係に依存していた私の話

気持ち悪い。


穢れてる。


辞めればいいのに。


なんで辞めないんだろう。


そんな言葉を自分に浴びせながら、眠りにつくのが毎晩だった。


「うわ、良くないわ。
いつでも電話かけてこいよ」


「甘やかしすぎ」


「俺くらいはいい」


私は優しくされるべきじゃない。


甘やかされていい人間じゃない。


そう思いながらも、結局はNに縋ってしまうんだ。


寂しさを紛らわせた後と自己嫌悪に陥った時、
決まって電話をかけるようになっていたのはいつからだっけ。


「あーもうこんなこと辞めようかな」


「また言ってる」