僕のキャパシティイズオーバー

「…あー、どうもー」

「あははっ、なんでここにいるのー?マネージャーって袖から見れるんじゃないの?」

僕は可愛い女の子にちょっと尻込みしながら「色々ありまして」と適当にかわすと、彼女たちは聞いてきた割にあまり興味がないのか「へー」とだけ言った。


「…あっ!始まった!」


誰かが言って、みんなが一斉にステージを見た。

軽快な音楽がグラウンドに鳴り響いて、メインステージのライトが光ると、湧き上がる歓声。

しばらくしてSEが鳴りやんで少しの静寂が訪れた。


刹那、爆発音とともにステージ下から√soleilの二人が飛び出した。

すると、ひとつの塊となって空にこだまする、大、大、大歓声。

僕は、とんでもなく大きな波に飲み込まれるような感覚がした。

それをものともせず、全部を引っ張り上げるような熱いパフォーマンスをする√soleilの二人。