翌朝、目覚めるとベッドに慎吾はいなかった。
「慎吾?」
昨日の嬉しかったり幸せだったり怒鳴ったりしたのは全て夢だったのだろうか。
見渡すと、里穂の携帯が光っている。
『里穂へ。大人の朝メシを調達してくる』
「わかった」
返事をしながら、本当はあの日の翌朝こんな風に彼と「続き」をしたかったのだと気づいた。
慎里はまだ眠っているが、そろそろお腹が空いて起き出す時間だ。
そっと寝室のドアを開けたまま、慎里の部屋に入る。
息子の部屋で起居するつもりだから、里穂の洋服も納めてある。
ふええ、と声が聞こえたので、手早くルームウエアに着替える。
といっても、出勤するときのワンピースである。
抱っこしながらお湯を沸かしていると、慎吾が帰ってきた。
「ただいま」
にこ、と微笑みかけられつられて自分も笑顔になる。
「お帰りなさい」
……夫婦みたいで照れる。
思い至った里穂が頬を赤らめていると、慎吾も口のあたりを手で押さえてソッポを向いている。
「このシチュエーションはニヤけるな」
彼も照れているのだと思うと、少し気が楽になった。
「慎吾?」
昨日の嬉しかったり幸せだったり怒鳴ったりしたのは全て夢だったのだろうか。
見渡すと、里穂の携帯が光っている。
『里穂へ。大人の朝メシを調達してくる』
「わかった」
返事をしながら、本当はあの日の翌朝こんな風に彼と「続き」をしたかったのだと気づいた。
慎里はまだ眠っているが、そろそろお腹が空いて起き出す時間だ。
そっと寝室のドアを開けたまま、慎里の部屋に入る。
息子の部屋で起居するつもりだから、里穂の洋服も納めてある。
ふええ、と声が聞こえたので、手早くルームウエアに着替える。
といっても、出勤するときのワンピースである。
抱っこしながらお湯を沸かしていると、慎吾が帰ってきた。
「ただいま」
にこ、と微笑みかけられつられて自分も笑顔になる。
「お帰りなさい」
……夫婦みたいで照れる。
思い至った里穂が頬を赤らめていると、慎吾も口のあたりを手で押さえてソッポを向いている。
「このシチュエーションはニヤけるな」
彼も照れているのだと思うと、少し気が楽になった。



