……赤ん坊の肌にも使えるように、ノンアルコールティッシュであることを見た。
慎吾は頼もしいブレーンに囲まれているんだな、と思う。
てんやわんやの夕飯を終えてから慎吾が言い出した。
「とりあえず、俺のしたいことをいう」
キリリとした顔にどきりとなる。
「慎里と風呂に入りたい」
聞けば子供の頃、彼自身が父親と入っていたらしい。
その背中の大きさに憧れたので、息子が出来たらしてみたかったのだという。
「それは……いきなり難易度高いんじゃないかな」
少しがっかりしたことは内緒にして、ぼそっと異を唱える。
息子は風呂が嫌いなのか、あるいは大好きすぎるのか、毎回大騒ぎなのだ。
男の顔に緊張度合いが高まったが、断固とした調子で宣言してくる。
「やっぱりそうか。……いや。男たるもの、子供の食事と入浴とオムツ替えと二人きりの留守番は避けて通れないと聞いている」
前言撤回、素晴らしいブレーンだ。
きっと隠岐CEOの奥方が夫君の操縦がうまいのだろう。
「ん……じゃあしてみよっか」
いざとなれば、自分が慎里を風呂に入れればいい。
慎吾は頼もしいブレーンに囲まれているんだな、と思う。
てんやわんやの夕飯を終えてから慎吾が言い出した。
「とりあえず、俺のしたいことをいう」
キリリとした顔にどきりとなる。
「慎里と風呂に入りたい」
聞けば子供の頃、彼自身が父親と入っていたらしい。
その背中の大きさに憧れたので、息子が出来たらしてみたかったのだという。
「それは……いきなり難易度高いんじゃないかな」
少しがっかりしたことは内緒にして、ぼそっと異を唱える。
息子は風呂が嫌いなのか、あるいは大好きすぎるのか、毎回大騒ぎなのだ。
男の顔に緊張度合いが高まったが、断固とした調子で宣言してくる。
「やっぱりそうか。……いや。男たるもの、子供の食事と入浴とオムツ替えと二人きりの留守番は避けて通れないと聞いている」
前言撤回、素晴らしいブレーンだ。
きっと隠岐CEOの奥方が夫君の操縦がうまいのだろう。
「ん……じゃあしてみよっか」
いざとなれば、自分が慎里を風呂に入れればいい。



