見せびらかしたいが、仕方ない。
なにより隠岐CEOとイケメン双璧の深沢秘書のコスプレを自分達だけで楽しめるのだ。
スタッフ達はうんうんと頷きあい、夫妻に向き直る。
「……でしたら、仕方ありませんわね」
というやり取りを経て、猛攻撃を逃げ切った慎吾はフロックコートに落ち着いた。
ダークグレーのコートとズボン、白いベストに白いドレスシャツ。
片手に白手袋、そして髪をかき上げれば騎士や王子に見えなくもなく、今度は歓声が沸き起こる。
慎吾が礼装を着たまま同じく試着している里穂に手を差し伸べて、片膝をつけば周囲から悲鳴が起こり義母が興奮して写真を撮りまくってくれた。
衣装部は結婚式のポスターに二人を載せたい!と交渉を始める始末。
里穂は恥ずかしがってうんと言わないし、慎吾も宣伝になると思いつつ彼女が尻込みするならば
公表するつもりはない。
「俺は彩皇の支配人だし、出向が終われば護孝の秘書だ。裏方でいいんだよ」
いずれにせよ脚光を浴びる役職ではあるが、慎吾はキッパリと言い切る。
なにより隠岐CEOとイケメン双璧の深沢秘書のコスプレを自分達だけで楽しめるのだ。
スタッフ達はうんうんと頷きあい、夫妻に向き直る。
「……でしたら、仕方ありませんわね」
というやり取りを経て、猛攻撃を逃げ切った慎吾はフロックコートに落ち着いた。
ダークグレーのコートとズボン、白いベストに白いドレスシャツ。
片手に白手袋、そして髪をかき上げれば騎士や王子に見えなくもなく、今度は歓声が沸き起こる。
慎吾が礼装を着たまま同じく試着している里穂に手を差し伸べて、片膝をつけば周囲から悲鳴が起こり義母が興奮して写真を撮りまくってくれた。
衣装部は結婚式のポスターに二人を載せたい!と交渉を始める始末。
里穂は恥ずかしがってうんと言わないし、慎吾も宣伝になると思いつつ彼女が尻込みするならば
公表するつもりはない。
「俺は彩皇の支配人だし、出向が終われば護孝の秘書だ。裏方でいいんだよ」
いずれにせよ脚光を浴びる役職ではあるが、慎吾はキッパリと言い切る。



