最愛の人と最高の結婚式を、あなたへ




2009年 7月1日

女の子は、リビングの机の上に参考書を開き勉強をしていた。もうすぐテストも近く、受験だってある。一分も無駄にはできない。そう考え、女の子はシャーペンを走らせていく。

その横に置かれたソファでは、妹が流行りの音楽を大音量で流しながら爪にマニキュアを塗っている。女の子は苛立ちが募り、妹に言った。

「ねえ、音楽を聴くなら自分の部屋で聴いてよ。あんたは私と違って部屋があるんだから」

「は?私に指図するつもり?ママに言いつけてやるから!」

妹は馬鹿にしたような笑みを浮かべる。するとそこへ、買い物に行った母親と仕事に行っていた父親が同時に帰ってくる。その手には、それぞれブランド物の袋がぶら下げられていた。

「ただいま〜!これ、頼まれていた化粧品よ」

「ただいま〜!この新作バッグでよかったか?」

ブランド物の高い化粧品とバッグを、両親はどこかデレデレしながら妹に渡す。それを見て、妹は目を輝かせた。