ほのぼのとした空気が漂う中、式場スタッフが部屋に入って来た。その顔はどこか緊張しているように見える。
「新婦様のご家族様がお見えになられました」
「通してください」
華澄がそう返すと、すぐに着物を着た華澄の母とスーツを着た父、そして、パーティードレスを着た妹の姫乃(ひめの)と姫乃の旦那である園部拓(そのべたく)が入って来た。四人の表情は、家族の結婚を祝福するものではなかった。
「何で、あんたがディズニーで挙式してんのよ!私が、私が、本当は挙げたかったのに!それに、あんたの旦那は元々は私の……!」
悔しげな表情で言う姫乃の横で、拓は真っ青な顔をして俯いている。母と父は今にも怒り出しそうな姫乃と、綺麗に着飾った華澄を、交互に見ていた。
「おや、華澄さんのご両親と妹さんですね。お会いするのは初めてですね」
「本当に素敵な娘さんですね。私、娘もほしかったんですが、一人息子にしか恵まれませんでした。なので、華澄さんと料理をしたり買い物をするのが本当に楽しくて!」
「新婦様のご家族様がお見えになられました」
「通してください」
華澄がそう返すと、すぐに着物を着た華澄の母とスーツを着た父、そして、パーティードレスを着た妹の姫乃(ひめの)と姫乃の旦那である園部拓(そのべたく)が入って来た。四人の表情は、家族の結婚を祝福するものではなかった。
「何で、あんたがディズニーで挙式してんのよ!私が、私が、本当は挙げたかったのに!それに、あんたの旦那は元々は私の……!」
悔しげな表情で言う姫乃の横で、拓は真っ青な顔をして俯いている。母と父は今にも怒り出しそうな姫乃と、綺麗に着飾った華澄を、交互に見ていた。
「おや、華澄さんのご両親と妹さんですね。お会いするのは初めてですね」
「本当に素敵な娘さんですね。私、娘もほしかったんですが、一人息子にしか恵まれませんでした。なので、華澄さんと料理をしたり買い物をするのが本当に楽しくて!」


