不意にキスされて横を向いた私の視界には草色が一面に広がっている。


私にとっては、お仕置きもご褒美もあまり変わりはなかった。


でもこれも、優哉が私を退屈させずに勉強させる為の、気分転換の遊びなのだろうと思った。


私は優哉のこの不思議な行為を無反応のまま受け入れた。