私がベンチから転がり落ちると、彼は私の頭を掴んで地面に押し付けた。 私の前に芝生の綺麗な草色が広がった。 ただそれだけだ。 優哉の罰は私にとって、大した苦痛ではなかった。 その後、一連の出された問題に全て正解した時、今度は優哉は、私を草の上に仰向けに押し倒した。 そして「ご褒美だ」と言って、目を細めながら、私の唇を吸った。