確かに私はここにいる。


今日、あの空色を見なければ、ここでこうしていることもなかったかもしれない。


彼と肌を合わせながら、自分の存在を確認するなんてことはなかっただろう。



痛みが不思議と喜びに変わると、私はいつの間にか、あの明るい空色の中にいた。