「えーと・・・ 怖いというより、まさか今日人前で服を脱ぐとは思ってもみなかったので・・・ 気持ちが付いて行かなくて」 彼は少しの間、考えたように沈黙した。 そして私を見下ろしながら、優しい口調のまま 「でも、いずれは脱ぐんだから同じだろ?俺は今日、今ここで凛を抱きたいな」 と言った。 そう言われると、嫌がる理由が私にはないように思えた。