私は目を見開いたままベッドの上に正座して、真澄の話を聞いていた。 引き続く混乱に、頭の中はもう真っ白になりつつあった。 「俺は凛が好きなんだ。なのにこんなことをしてしまって、本当のことを知れば凛は傷つくだろうし、俺のことを嫌いになるかもしれない。だけど凛の兄さんは全て分かっているし、いつまでも隠してはいられないだろ?俺はどうしていいか分からなかったんだ。なあ凛、俺を許してくれるか?」 心細げに私を見つめる真澄の瞳には、いつもの雄雄しさは感じられない。