「いえ、違います。私は何も言われていません」 「じゃあ何でまた二人とも、お互い口利かなくなっちゃったの?」 私はまた米神に力を入れた。 「えーと、ですね。あまりぺらぺら喋るような事ではないと思いますが、私と内藤先輩は馬鹿なことをしてしまいました。二人ともひどく酔っ払って、悪ふざけでべたべたしてしまった事がありまして、内藤先輩はさやかに怒られ、私は真澄・・・北川先輩に叱られました」 「ああ、そうなんだ。じゃあ、お互い彼と彼女の手前、気を使って喋らないわけね」