確かに胸の辺りが薄くなったし、お腹はもともと出てはいなかったけど、へこんで骨盤が浮き出ている。 腰には幾分の柔らかさもない。 「今。何キロだ?」 「うーん、体重計に乗る習慣がないから、ちょっと分からない」 「痩せ過ぎだよ」 そう言いながら真澄は私を横にした。 私は困ってしまった。