真澄の部屋に入ると、彼はヘッドホンをしてベッドに座り、CDを聞いていた。 私が部屋に入って来たのに気が付くと、ヘッドホンを外し「早かったな」と言った。 そしてコンポのボリュームを絞ってからヘッドホンのプラグを外した。 部屋に静かな音でジャズオーケストラの曲が流れ出した。 私は部屋の入り口にコートと鞄を置いて、真澄の隣に腰掛けた。 真澄はすぐに私を引き寄せてキスした。そして服に手をかける。