真澄が真顔でパパに向って言った。


「すいません、昨日はたまたま色々あって

・・・そんなのは言訳にはなりませんが、あやふやな気持ちで凛を連れ回す事なんて絶対にしませんから。凛のご両親にもきちんと挨拶に伺うつもりですから」


真澄は遠縁のおじさんであるパパに詫びた。


「真澄は悪くない。いつも私が変だからいけないんだ。だから昨日は私の事が心配で、真澄は私の側から離れられなくなってしまっただけ。私が普通だったら真澄はそんな事はしないし

・・・パパにもママにもちゃんと話すから大丈夫だよ」