私は慌てて

「ねえ、おばさん体調があまり良くないんじゃない?私達がいるから無理しているんじゃないのかな?」

と小声で真澄に言った。


するとパパが

「昼から少し疲れたと言っていたから、今日は早めに休ませてあげた方がいいだろう。凛ちゃん、夕食をご馳走になったらもう家に帰った方がいい。僕が送っていくから」

と言った。


「そうだね。昨日も帰らなかったことだし、今日はもう帰らないと本気でまずいかもしれない。真澄は久しぶりなんだから、お母さんと水入らずで過ごしてね。私とおじさんは適当に帰るからね」