何も言わない方がいいのかも・・・ いやこんなにびっくりした顔をして、声まで洩らしてしまったのだから、何でもないとは言えないだろう。 それはそれであまりにも、わざとらしすぎる・・・ 「おっ、おじさん」 咄嗟に私の口から出た言葉はこうだった。 「おじさん?」 真澄がびっくりした声で聞き返した。 「ええっ!」 真澄のお母さんが甲高い声を上げた。