「ああ、こんにちは」


慌てて挨拶する真澄の声が聞こえた。


ゆっくりと顔を上げた私の視界に、何とパパが入って来た。


驚きのあまり私は『えっ』と声を漏らしてしまった。


不測の事態に、頭に水をかけられたようだ。


私は固まった。


家で滅多に顔を合わさないと思ったら、こんな所で会うなんて

・・・何と言えばいいのだろう

・・・奇遇ですね

・・・いや違う。