だけどそうしなければならない状況を自ら作ってしまった・・・ しかしいつまでもこんな風にティーパックをカップにつけたまま、ドリンクバーの前に突っ立っているわけにもいかない。 私はティーパックをカップから取り出してごみ箱に捨てた。 そしてカップを手に持って、ゆっくりと席に戻った。 そしてやはり優哉の顔は見ないまま椅子に座り、紅茶を一口すすった。 すると店員がワッフルを持って来て 「お待たせしました。以上でご注文はお揃いでしょうか?」 と言いながらワッフルと伝票をテーブルの上に置いた。