「そうだよ。だってそんな妹のこと全て把握しているお兄さんなんて普通いないよ。凛ちゃんのしている事のほとんどがお兄さんの指示なんでしょ?絶対、凛ちゃんのお兄さん完璧なシスコンだよ」


兄がシスコン?

いつも親同様、当たり前のように私に干渉してくる兄。


干渉と言うか、その行動は私の意思を飛び越してしまっていることも多い。


そうか、そういうのをシスコンと言うのかもしれない・・・

絶句している私に未久は笑いながら言った。


「今度、シスコンのお兄さんに会ってみたいな」


そして『じゃあ、またね』と手を振りながら電車を降りて行った。