「でも、優哉はおかしいんでしょう?」 「ああ。確かに優哉はおかしい。春頃だったか優哉は、モデルの女の子と付き合い出して、それからおかしくなってしまったんだ」 「どんなふうに?」 「彼女がいるのに好きでもない凛にキスするなんておかしいだろう?」 好きでもない凛・・・ 兄の言葉に私は何だか暗い気持ちになった。