食事が終わって兄が部屋へ入っていくと、私も追うように兄の部屋へ行った。


勝手に部屋に入り込んで兄に向って言った。


「優哉は最近、精神的に少しおかしいから、家庭教師を辞めて貰う事にしたんじゃなかったの?」


「そうだ。凛にそんな事をしていたなんて分かったら、優哉にはもう任せられないだろう?」


「だったら何で違う事を言ったの?」


「さっき電話で優哉と話をしたら、優哉の中で凛の家庭教師が負担になっていたのは事実だ」